12 月<< 2017年01 月  12345678910111213141516171819202122232425262728293031  >>02 月
 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

結局これか…。

まぁ、そういう事で。


残っていた画像をアップすべく、クルマネタです。(申し訳ない)





ニッサンのクルマのエンジンが、他の自動車メーカーと異なる、タイミングチェーン機構を比較的多く採用している事は案外知られていません。

いわゆるタイミングベルトの機能をエンジン内部に組み込んで、しかもチェーンで駆動させようというもの。

このシステムは実は古くから存在するもので、かつてはエンジンの外側にあったりしたため、その騒音やら重量の影響と、優秀なVベルトの発明などによって次第に廃れていったものなんです。

しかし、Vベルトがゴム製である事にそれ程の進化は無く、様々な強度アップが図られていますが、今日に至ってもVベルトは消耗品なんです。

そこに目をつけたのがニッサンの開発者グループで、広く知られている高性能エンジン、ニッサンのSR系の機構は全てタイミングチェーンで、そのモデルの末裔は、QRシリーズとしてなおも新型車に搭載され続けています。勿論、他の高級車のエンジンにも採用されています。

ただし、金属製チェーンとはいえ、耐久性は確かにありますが、徐々にチェーンは伸びてくるのです。自転車なんかでも、チェーンが伸びた場合は、コマを抜いたり、新品に交換したりして維持管理します。
しかし、自動車のエンジン内部に装着されているチェーンを交換するのはとても大変で、当然作業をどこかで依頼したとしても相当の工賃が必要となってしまいます。

そうなる事を当然見越して、エンジン側にはチェーンの伸びに対して適切な力を加えてちょうど良い張りを与える機構が2つ備わっています。

僕が以前乗っていた36万キロ以上走った車もチェーンが切れる事も無く、最後の瞬間までエンジンは動いていました。

今乗っている車もそのSR系エンジンで、基本的な構造は以前乗っていた車と同じです。共通部品もかなり多く、メンテナンスで寿命を延ばそうという志向の僕にはもってこいのエンジンです。

で、このエンジンですが、チェーンが伸びてくると始動時にだけ独特な不具合音を発生させるようになります。
チェーンを適切に張るための機構のひとつである油圧テンショナーが機能するまでの間、機械的に(バネの力)チェーンをあらかじめ張っておくもうひとつのテンショナーがヘタってくると、エンジン始動時に「ガラガラ」と音が出ます。
2秒も待てば音はなくなるんですが。

音が出るという事は、チェーンがエンジン内部のどこかに接触しているという紛れも無い証拠です。

そこで、チェーンテンショナーを交換する事にしました。

パーツを手に入れる為の参考情報の為に、近所の整備業者に交換の見積もりを依頼したら、20万円近い金額を提示されました。


ちょっと待て。

一体何をどう交換したらそうなるの?

偶然、SRエンジンを載せた車が整備ピットに入っていたので、見積り担当者にこの部品を外して、くっつけるんだけど。この2つのネジを外すだけなんだけど。

と説明してあげました。

どうも油圧のテンショナーを交換するものだと思い込んでいたみたいです。

機械式テンショナーがある事を知らなかったみたいです。

でも、その担当者は首をひねったままだったので、放置です。

すぐ見積もりし直しますぐらいのセリフは欲しかったんですが。

道具が揃っていてあっという間に終わるのであればすぐにでも頼んじゃおうかとも思っていたんですが、別の意味で不安になってしまったので(笑)、自分でやる事にしました。

まず、パーツをゲットします。
バネの力を利用するものですので、新品をオーダーします。

この部品の交換には、エンジンのデザイン上エンジンオイルフィルターを一旦外さなくてはなりません。
んな訳で、オイルフィルターも購入です。

で、実作業に入る前にどうしても揃えなければならない道具があるんです。

それはカップ型オイルフィルターレンチ。

そのサイズによってレンチは別途購入しなければなりません。


様々なサイズに適応できるレンチも有るのですが、作業スペースが狭い場合には何の役にも立ちません。


チェーンテンショナー一式
↑下の袋入りの部品はパッキンです。セットで手に入れます。

テンショナー本体
↑上のゴツいのがテンショナーです。


作業箇所
↑ほーら、狭いでしょ?


オイルフィルターを外します
↑この為だけに道具を購入。

2000円くらいです。全部で。


フィルターが外れました
↑こうなります。

新旧フィルター
↑PIAAの2層式フィルターです。

お店によってかなり価格に差があります。
400円を切るところもあれば、平気で750円くらいで売っているお店もあります。

これを取り付けます
↑新品の輝き…。

くっつけるのは簡単です。先程のオイルフィルターのあった場所の右側にこれが入りますが、古いものはネジを緩めた途端に飛び出してきます。バネの力がかかっているのでこうならないとおかしいのです。

新しいものを取り付ける際、画像をよーく見ると分かると思いますが、釘の頭みたいな所にフックがかかっています。これでバネを縮めたままの状態を保っているので、簡単に取り付けできます。

取り付けの際には、黒いゴムパッキンの部分にエンジンオイルを塗ってから装着します。

基本的に素手で行います。軍手では埃が部品にくっついてしまいます。

パーツの画像に埃が付いているのが分かるかと思います。取り付け前に埃の出ない布などで軽く拭き取ります。あまり一生懸命拭き上げようとすると余計に埃がくっついてしまいます。また、紙製のウエスは使わない様にしましょう。酷い目に遭います。
本来ならエアガンで埃を吹き飛ばすのがベストなんですが、持っていませんので…。



新しいフィルターを取り付けます
↑テンショナーの位置が撮影できませんでした。

何しろエンジンヘッドの影にあるので、ネジを外す時もテンショナーを取り付けるときも手探りでした。

オイルフィルターのゴム部にもエンジンオイルを薄く塗ってから取り付けます。


え?
テンショナーのバネはどうなるのか?

さすがですね。
よく気付きましたね。

実はこのテンショナー。非常に良く考えられたパーツなのです。

クランクシャフトを回すと、あのフックが自動的に外されて、テンショナーのバネの力でチェーンテンショナーガイドをググッと押す構造になっています。


丁寧にクランクシャフトを回すのが本来の方法ですが、ディーラーでも工具が入りにくい場合などを含めて、イグニッションキーでセルを回してフックを外すというズボラメンテでも問題ないという情報をゲットしておりましたので、当たり前の様にセルをチョロッ、チョロッと回してテンショナーを稼動化します。

これで終了です。

整備工場でお願いすると、工賃だけでも1万数千円取られます。

それでもいいぞ!という方は整備工場へ。

他人が信用できない方はご自分で作業なさってください(笑)。





ごろ寝図
↑サービスショット。
スポンサーサイト
  • このエントリーのカテゴリ : 

コメント

はじめましてw

ネットサーフィンしていたらこちらのサイトにたどり着いたので、のんびり読ませていただいてますw
その途中でオイルフィルター交換の写真と金属のごっついやつを見つけたので、これはメッセージを残さねば!と思って書かせていただきましたw
金属のごっついやつの名称はSRエンジンの名のとおり『SR1』といい、どこまで椿本さんが下に仕事下ろしてるかはわかりませんが、自分の工場でも加工生産していて、すごい偶然の発見でしたw
ちなみに自分は長岡在住でこの『SR1』の加工他などに携わっています。
なかなか頑丈な鋳物製ですよww

でも自分が乗ってるのは名前の通りのST202後期型CELICAなんですけどね(汗)
長文すみませんでしたw
つい見知った製品があったものでwww

コメントありがとうございます。

そうですか~。椿本チェイン系の製品なのですね。知りませんでした。

また何度でも構いませんので、興味があったらバシバシ書き込んでください!
よろしくお願いします。


 編集・削除ができます。
 管理者にだけ表示を許可する
 
 

プロフィール

luminousfactory

Author:luminousfactory
長野県発
ウチのワンコ達、その他、自分の周りでホットなものを順次掲載していきます

 

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

 

FC2ブログランキング

 
 
 
 

月別アーカイブ

 
 

QRコード

QRコード
 

フリーエリア




 

FC2ブログジャンキー

 
 

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。