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ヨメさんコラム

『半蔵の大変な日々』(4)




私達の不注意で半蔵が飲んでしまったクリップの針金部分。

もしも、手術をする日が決まっていなかったら私達は、そのことに気付かないで普通に生活していたかも知れない。
そしたら、そのうちに半蔵の具合が悪くなって…原因が分かった頃には取り返しのつかない事態になっていたのかも…。

そう思うと振るえる。
なによりも半蔵に謝りたい気持ちでいっぱいになった。


でも、勝手ながら…本当に不幸中の幸いだと思ってもいいですか?

神様、今回のことがあったからこそ…
お蔭で私達はもっとワンコに対して注意をしていかなければ!という意識を強くしました。
ありがとうございます。

だから、半蔵をもう一度、抱っこさせて下さい。
大切にしますから私達に返して下さい。

「そう、詫びて…約束をし…感謝し…祈った」

先生に半蔵のことをお願いして、私達は病院を出た。

車に乗ってから、しばらくは二人とも口が聞けず放心状態だった。

旦那様もショックを受けたんだろう。
昨日の自分を責めているんだろう。
だから、私からは声をかけることが出来なかった。

ただ、「半蔵が帰って来たら、いっぱい可愛がろうね。」と言った。
すると、旦那様も「うん…。」と大きく うなずいた。



先生が半蔵の手術が終わったら連絡をくれると言ってくれたので…ただ待つしかなかった。

何をしていてもソワソワ…。

「今頃は何してる頃かしら?」
「食べさせずに行ったから、お腹を空かせているんじゃないかしら?」
「痛い思いをしてるんじゃないのかな?」
「一人になって心細い思いをしているのかなぁ?」

と思っている自分は何をしてても手に付かないし、わけ分からない。
まったく、『心、此所に在らず』とはこういう時の言葉なんだと思い知った。


やっと…お昼、電話はこない。

午後になっても病院からまだ連絡がない。

まだかなぁ?まだかなぁ?

はっ!もしかしたら…お腹を開けたら大変なことになってたのか?
半蔵の身に何かあったんじゃないの?

そのうち、旦那様も帰って来てソワソワ…。
でも、「なんかあったら連絡がくるんだよ。無いから大丈夫なんだよ!」と旦那様に言われて…

ああ~、なるほど…そんなものかも知れない。


その時、電話が鳴った!
うわ~っ(@〇@;)

(ドキドキ)
私:「ハ、ハイ…もしもし!」
受話器の向こうは先生だった。


先生:『半蔵くんの手術は無事に終わりましよ。安心して下さい。』
私:「ありがとうございます。」
先生:『今、麻酔から醒めました。面会が可能になりましたよ。
半蔵くん、頑張ったので会ってあげて下さい。』
私:「はい、すぐ行きます。本当にありがとうございました。」
先生:『詳しいお話はその後でさせていただきます。」



私達は、とにかく飛び出して病院に向かった

病院に着くと看護婦さんが診察室の奥の部屋へ連れて行ってくれた。


プ~ンと臭う消毒の匂い。
白いタオル生地の布の敷かれたケージの中にゆっくり落ちる点滴の管が引き込まれている。
そして、その中にピクリともしない半蔵が横たわっているのを見つけた。

朝、あんなに元気だった半蔵が…
いつも、写真に収まらないほど動いてる半蔵が…ぐったりしている。


私は半蔵を見つけた途端…涙が出た。




(明日へ つづく)

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