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ヨメさんコラム

『半蔵の大変な日々』(3)




慌てて先生が私達に見せてくれたレントゲン写真には針金のような黒い影が映し出されていた。

先生:「何か飲み込んでいるようなんですが心当たりはありますか?」

その影は、我が家で使用しているクリップに間違いなかった。


うちでは誤飲しないようにしつけをしているので ごえもんもオトも変な物を食べたりしない。

でも、まだ子供たちは落ちている物を手当たり次第に口に入れてしまう時期なので注意が必要だ。

しかし、昨日の夜は、私が台所で食事の片付けをしている最中に旦那様が「しばらく、半蔵と遊べなくなるから…」と言ってケージから出して遊んでいた。

そして、遊んだ後に旦那様は半蔵を外に出したままパソコンをしてしまい、ワンコへの注意を怠ってしまったのだ。

私が台所から居間に戻った時には、ひとしきり大暴れした後で部屋中がガタガタの状態だった。
そこで、半蔵を元のケージに戻し、私は掃除を始めた。

すると、ごえもんのおしっこシートを止めてあるクリップの針金部分が一つ無くなっているのに気付いた。

ごえもんは、オスなので片足を上げて壁に向けて、おしっこをする。
そのため、クリップでおしっこシートを吊してあるのです。

私は焦った!「まさか、半蔵が興味を持って取って飲んだんじゃないの?」
すると、旦那様は…
「見てなかったから知らないよ。汚れたおしっこシートと一緒に捨てちゃったんじゃないの?」と言うのです。

私:「そう?それなら、それでいいんだけど…」と言いながら、それでも針金部分を探しながら掃除をした。

その必死に探していた針金が…、まさしくレントゲン写真に映っている針金の形そのものなのです。

私は思わず…「だから、ちゃんと見ていられないなら出し放しにしちゃダメって言ったでしょ!」
と旦那様をなじってしまった。


先生:「心当たりがあるんですね。」
私:「はい、うちにあるクリップです。」
先生:「いつ飲んだか分かりますか?」
私:「昨日です。」
先生:「この大きさだと、口から引き出すのも、排出させるのもまず無理です。
また、この形状だと腸の伸縮運動によって腸に穴を開けて腹膜炎を起こす可能性があります。
喉にひっかからず胃まで下りたのも運が良いし、今日が手術する日だったのは不幸中の幸いだと言えると思います。
この部分まで開腹して取り除く手術をします。
お腹のキズは少し大きくなりますが良いですね。」

私:「はい、お願いします。」

予想外の展開に慌てふためきながら、承諾するしかなかった。

もう、とにかく、ショックだった。

先天性の疾患を治すためにつけてしまうキズは仕方ないけど、誤飲によってキズが大きくなるなんて…。

誤飲は飼い主の責任だし、いくらでも防げるはずなのに…。
それが、悔やまれてならなかった。

でも、本当に先生が手術前にレントゲンを撮ってくれた事、誤飲したのが手術の前日だったことは有り難い事だと思った。

半蔵の日頃の行いが良いお蔭かな?
半蔵にとって良い方向に運命が動いているように思えた。

あとは、全面的に先生を信頼してお任せする以外にない。
夕方、病院から手術後の経過の連絡をもらいO.K.ならば面会することが出来る。

私達は深く頭を下げて先生にお願いをし、一旦、病院をあとにした。


その後、家に戻ってから家中のクリップをすべて取り除いたのは言うまでもない。




(明日へ つづく)

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