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ヨメさんコラム:コロについて・14

『コロとの出会い~11~』



それは、ある日の休日のこと…。

青空が広がるとても気持ちの良いお昼前の出来事だった。

慌てている様子の父が母さんと私を呼んだ!
そして、何事かと思い駆け付けた私達に見せてくれたのは…。

父が差し出した右手の手の平の上に父さんの声に反応して ちょこん と前足を乗せたコロの『お手』。


母さんと私はそれを見て一斉に歓声をあげた!!

まさか父さんと秘密の特訓をしていたなんてすごいよ、コロ!!

大きくなってから教えても無理かも知れないと思っていたのは父の方だった。
でも、諦めなかったから出来たコロの『お手』。

父さんも慌ててしまうくらい嬉しかったんだよね。

でも結局、コロは『お手』以外に覚えることは出来なかった。

でも、そんなことは大したことじゃない。

精一杯のコロの『お手』を見せてもらえただけで私達は充分に嬉しかった。

コロも父さんに精一杯の気持ちを届けたかったんだと思う。

興奮覚め遣らぬ私達はコロに何度も何度も『お手』をさせて喜んでいた。
コロもエサももらえないのに最後まで応え続けてくれた。

本当にコロは良い子だ。


女の子からもらった日から、3ヶ月が経って成犬になったコロは家の玄関では飼えないくらい大きくなっていた。

手狭になった玄関を出てコロは外で飼うことになった。

だから、父は日曜大工でハウスを作っていた。

コロと通じ合えた思いが嬉しくて父は気持ちも軽やかにコロのために地震でも壊れないような立派な犬小屋を完成させた!

身体に悪い塗装をせず、犬の嫌う臭いのする板は使わず…釘の向きや打ち方を考えてコロを傷付けずに守ってくれる小屋作りをするのは、なかなか大変な作業だったようだ。

父:「コロ!出来たぞ。お前の家だ」
その声が聞こえた時には辺りはすっかり暗くなっていた。

コロは、天気の良い日に隣りで必死に小屋を作っている父をずっと見ていた。
その間もコロは、おとなしかった。
騒いだり、かまってほしくて飛び付くような真似は絶対にしない。
黙って座って父を見ていた。

母さんは、よく「コロには品がある。」と言っていた。

コロは、たしかに雑種かも知れない。
一部の人から見たら犬として価値が無いと言われてしまうかも知れない。

でも、コロは可愛くて品がある。

人も同じなんじゃないだろうか?
どんな環境で生まれて育とうとも心を気高く持つことが大切なんだと思う。

私もイジメられていたが、それは私の人としての価値や評価を下げるものでは決してないはず…。

人に傷つけられても人を傷つけて来なかったことが私の誇り。

そう思えば得るものは多かったかなぁ。
イジメは容認することはできないが、イジメられていた私の過去は無駄ではないように思えてくる。


コロは父の苦労を知っているのか犬小屋が完成した時に最初は警戒しながらも近付いて行った。
そして、何度か出たり入ったりをする行為を繰り返した後に安心したのか犬小屋の中でゴロンと横になった。

どんな時も手間がかからないね、コロは…。

コロは私達の素敵な家族だよ!



(明日へ つづく)
ヨメ:著
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タグ : わんこ

コメント

雑種とか血統書とか。
関係ないですよ、そんなもん。
かわいがってあげる気持ちじゃないですか。

カメコ様へ

そうですよね!
ホントに雑種とか血統書とか全然関係ないです!
血統によって可愛がり方に差をつけるなんてしてはいけません。

でも、コロと散歩に行くとすれ違う人達に
「この犬は何て種類の犬?」と、よく聞かれました。
私も、その度に「ミックスなんですよ!(^^)」と答えていましたが…
雑種って言葉も好きじゃないです。他に言い方ないんでしょうかね?

しかし、血統を守るのも大変な事。

女の子のお家のようにむやみに違う種同士が交配しないように飼い主が管理してほしいものです。

生まれてくる命がみんな幸せであるように願うばかりですね。


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