10 月<< 2013年11 月  123456789101112131415161718192021222324252627282930  >>12 月
 
前回の記事より宿題となっておりました、「続き」を…。


全工程が長いので、かなりはしょります。

必要なものは最初に準備します。
20131116a.jpg


フロントのスタビライザーリンクを交換します。
対象は奥のクルマです。
20131116b.jpg


まず、ジャッキアップ。
基本です。
20131116c.jpg


両輪を持ち上げるので、必ずウマを使います。
20131116d.jpg

車体の下側で、少々無理がかかっても大丈夫な場所を選んで設置します。


フロントのリンクはこれです。
20131116f.jpg

これです。
20131116g.jpg


上下のネジを外します。
ちなみに、ロッドエンドが供回りするので、回り止めのスパナを使用しないと永遠に作業は完了しません。

で、外します。
20131116e_2013111721310486f.jpg


この段階で一つ必ずチェックをします。

リプレイスする新しいパーツの差異がないかどうかです。
せっかく用意したのに、手元に来た物が全く違うものだと数日が無駄になります。
20131116h.jpg

同じものなので、作業を続行します。
なお、ブツが違ったら、さっさと元通りにしてオーダーをしたお店に早めに連絡してあげましょう。自動車パーツの取引にはルールがあり、1アイテムに対し、1回だけなら差し戻しが認められ、それよりも多いオーダーミスは部品商の在庫になります。

で、新しいパーツを装着しますが、古いクルマなので、防錆剤をふんだんに使って延命措置を図ります。最悪、新品パーツが手に入らなくなっても、あの手この手でリプレースする事は可能です。
ミスミとかを上手に使えば。強度には気を遣う必要はありますが…。

20131116g.jpg


同じ作業を左右行います。

ウマを使うのは、クルマの車体が大きく揺れる可能性があるまからです。固いネジや重たいパーツの取り付け取り外しには、車体が揺れます。応急用のパンタグラフ式ジャッキは、3つ以上の車輪が地面に接地している事が条件で使用できる道具です。
両輪を持ち上げて、うまい事両方のタイヤを取り外して、車体を揺らして地面に落すと、大きな損害も出ますが、車体自体を持ち上げるのにも苦慮します。最悪、業者を呼んで持ち上げてもらう…。


で、前回の宿題の残りです。
画像が撮影できなかった事と、偶然にもパーツがオーダー待ちで2週間遅れたせいで、同時の作業となりました。

スタビライザーブッシュの交換です。

20131116i1.jpg
両輪を密かに繋いでいるロッドです。これでコーナリング時の安定化を計ります。

グレード低いクルマや、そもそも速く走ることを前提としないコンセプトのクルマには設定がない場合が多いですが、ちゃんとメーカーにパーツが用意されている場合もあるので、安定した走行を保持したい方はよく調べて購入しましょう。

ちなみに、2005年辺りの某ゴルフというクルマには一部スタビライザーの設定がないものがありましたが、ちゃっかりメーカー純正でスタビライザーも、装着用のリンクもネジ穴も用意されていました。

日本車でスタビライザーがないのは軽自動車と、ホーシングアクスル式のリヤ、または、リヤトレーリングアーム式のリヤを採用している車種です。理論上くっつけても意味がないので。

ロアアームが存在する車体に対して有効です。

ちなみにこの車体はフロントがいわゆる、ダブルウィッシュボーン、のコピーみたいな構造のマルチリンクアーム式です。
リヤはF1からヒントを得たような、マルチリンクアームという構造で、これをうっかりシャコタンにすると、セッティングで酷い目に遭うので、信頼できる足回りセッティングができるショップを前もって探しておく必要があります。


さて、本題へ。

20131116j.jpg
だいぶお疲れの様子です。


押さえているホルダーを外します。

20131116j_20131117220210330.jpg

スタビライザーの重さでネジの穴位置がアッサリズレます。取り付け時にしっかりとスタビライザーを押し上げておいてからネジをクルクルと回してしっかりかみ合うように差し込んでから本締めをしないと、ネジ山を潰して、タップをたてないとネジが絞め込めなくなりますので注意が必要です。

なお、日産系は、ネジピッチが1.25ミリと、ちょっと、マニアックなので、品揃えが良いホームセンターにギリギリ有るか無いかです。工具屋さんに発注すると、工具が届くまでクルマに乗れませんので、本当に要注意です。

20131116k_20131117220213cc7.jpg
右がヘタっている方。左が新しいパーツ。

一目瞭然です。
歳を重ねると背が縮むのです。


20131116l_20131117220213e7c.jpg

冗談はさておき、古いゴムパーツにヒビが発生しているのにお気付きでしょうか。

劣化の証拠です。隙間に泥や砂が入り込んでどんどんすり減ってガッタガタになります。

という事で、続けます。

20131116m.jpg

錆が出ているネジが、ホルダーの下側のネジ。さびと無縁なのが上側のネジ。水分や融雪剤は鉄製品の強敵です。

今回は、北欧製の錆止め剤で対応します。

20131116n.jpg

更新完了です。


では、リヤのリンク交換を、サックサクに。

20131116o.jpg


スタビライザーのリンクがどのようなものかはお分かりの事でしょう。
これを取り外します。

20131116p.jpg

こんな感じに。

20131116o1.jpg

そして新品パーツとの比較です。

20131116q.jpg

問題が無ければ装着します。

前後左右共に、防錆剤でコートします。
昔は緑色のメッキがされていましたが、環境問題の影響で、現在は航空機と軍用車両の一部にしかその表面処理は採用されていません。
なお、この上にカドミウムメッキという環境問題無視の表面処理もありますが、使い道は前述と同じです。
劣化されると困る、または大惨事に直結する部分に採用されています。

逆に、そんな丈夫な表面処理をされたクルマを作ったら、クルマはまず錆びない事になりますので、自動車のセールスマンは顧客を口説くセリフを確実にひとつは失う事になります…。


外したパーツはきちんとまとめて、一体何が問題だったのかを検証します。

20131116s.jpg


今回の場合は、リンクの両端にあるロッドエンドのボールジョイントが摩耗し間隙ができ、そのガタつきが左右の車輪の位置が上下方向に差異を生じた時にスタビライザーが跳ね上がり、その度にガタが当たってゴツゴツよ音を出していました。
これは、スタビライザーをプラスティックハンマーで叩くとすぐに音の出どころが判ります。

最初は車内に「コンコン」と音がし、そのうちに「コツンコツン」、そして、「ゴトゴト」となり、果ては「ガタンガタン」です。

道路工事のおっちゃんが。あまりの音の大きさに、「大丈夫か…、このクルマ…。」みたいな顔をしていましたが、もう大丈夫です。






さて、ついでなので、時期的にもそろそろ、という事で、スタッドレスタイヤに交換します。

20131116r.jpg

純正ホイールが役に立つのはまさに冬です。


20131116t.jpg

工具を持って移動すると時間がかかるのでクルマを入れ替えます。

20131116u.jpg

こちらはFNB15 サニーです。
装着されているのは、私が以前乗っていたPS13 シルビアの遺品です。古いものは若干重いだけで品質が高いので長持ちします。

この際、傷は無視します。

なお、サニーの純正ホイールは14インチまでの設定ですが、このホイールのお陰で15インチが装着できます。
路面からの情報が伝わりやすく、走行中もより素早い対応ができます。

路面に下ろしただけなので、車高が高いですが、2WD 車より7ミリ位下がっています。
クルマを前後に動かすと落ち着きますが…。


という事で、今回はここまでです。
スポンサーサイト
  • このエントリーのカテゴリ : 
 

プロフィール

luminousfactory

Author:luminousfactory
長野県発
ウチのワンコ達、その他、自分の周りでホットなものを順次掲載していきます

 

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

 

FC2ブログランキング

 
 
 
 

月別アーカイブ

 
 

QRコード

QRコード
 

フリーエリア




 

FC2ブログジャンキー

 
 

ブロとも申請フォーム