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今回の東海大震災が発生した翌日から、私の住む街のあちらこちらのお店の棚から消え失せたものがありました。

皆さんがお住まいの地域でも同様の現象は起きたのかもしれません。

有ろう事か、都会では「あの有名芸能人がアレを買い占めた」などという思わずうな垂れてしまう様な情報も飛び交いました。


我々のエリアでは、トイレットペーパがまず消えました。どこの誰が何故買い込みに走ったのか分かりませんが、明らかにオイルショックを経験した方々を中心にした行動パターンを象徴しているかと思います。
後付けで、メディアで紙が枯渇する可能性を裏付けたかの様な無理矢理こじつけた情報番組がありましたが、そもそもデマで、オイルショック時だって、デマだった。そんなことも忘れてしまうくらい慌てたのでしょうか。

次はコンパネでした。
コンパネとは建材の一種で、建築資材としては一般的で、安価でそれなりの強度が得られるプロもアマも使う板素材です。
それがお店から消えました。

被災地へ行ったのではなく、地元の建築会社が買い占めたものと分かりました。

メーカーからの供給が一時ストップし、いつも仕入れている卸売り業者から調達できなくなったためなのですが、だからといって街中の物を根こそぎ買い占めるというのは如何な物かと思います。

偶然、私の管理する工場設備の壁が老朽化したので、コンパネ2枚を買い付けに行った時に知った事実です。
まあ、2枚くらいのストックなら私物があったので、会社の保守には問題は出ませんでした。自宅での趣味の為のストックです。去年買ったんですけど、作業するヒマが無くなっていたのが幸しました。
後で同じものを会社から支給してもらうので、どうって事ありません。


次にオムツが無くなりました。
子供用も大人用も無くなりました。
棚に無いんです。
これも被災地へ行ったのかと思いきゃ、「お一人様1点限り」という札が張り出される前に多くの人が買い占めて言った様でした。
分からなくも無いですけど、一時的に物流が混乱して停滞状況に入っているだけなのでちょっと待てば慌てずに十分な量が補充される事は明白なのです。でも買ってしまう。自分の家の分にしては多過ぎる分を。

では、他の物資については同でしょうか?

ガソリンは上記のオムツ同様で、仕入れるルートがきちんとしている力を持った給油所では、「一台20リットルまで」なんて張り紙も看板も出ていませんでした。
実際、私の行きつけのガソリンスタンドでは、値引きまでしてもらって満タン給油できました。調度その時、デカいタンクローリーが入ってきました。
お店の副店長に聞くと、いつも運んでくる輸送会社とは違うと言っていました。なので、スタンドへの入り方が逆で荷下ろしが大変になってしまうので、切り替えして逆向きにしてもらうんですとの事。

何故いつもの運送会社と違うのか?と尋ねたら、いつもの業者は製油メーカーからの指示で、全車両が東北方面への輸送に強制的に割り当てられたとの事で、どうしてもそれには従わなくてはならないんだそうです。そこで、その輸送会社は、取引先同業者に依頼して、予備のローリートレーラーに取引先のトラクターヘッド(タンクローリーの牽引用トラック)を組み合わせて納入手配をしてくれているとの事でした。

ものは考え様で、そしてやりくり次第。その給油所は歴史も古く、地元で知らない者せんばきは居ない位の企業です。長い取引の間で、製油メーカー、中卸メーカーと潤滑な取引を間違いなく続けてきたのでしょう。
今回の震災での影響はゼロだと彼は言い切りました。

つまり、こういう事です。
慌てる前にきちんとした根回しを完成させていれば、うろたえる必要は無いのです。
余裕ができた分を震災で被害を受けたエリアへ届けてあげればよいのです。

そんな中、同じ市内で、「被災地への寄付のため、本日は売り切れです」なんて張り出しているガソリンスタンドもありました。知人によると、そんな事する様な会社じゃないと(笑)。単純に売り切れて営業困難になって悪あがきの張り紙を貼ったんだろうと。

かたや「影響なし」。かたや「売り切れ」。



次に問題が有る物資があります。

私の場合、水は震災当日に手配して、被災地方面へ200リットル送りました(すみません。これで精一杯でした)が、水は自衛隊などの活動からお分かりの様に、被災者への給水に関してはかなり高い確率で行き届き始めています。



問題がある、いや、あったのは、ガイガーカウンターです。
ガイガーカウンターとは、放射線量測定器の事で、様々なタイプがあります。

そのガイガーカウンターの販売に、政府がストップをかけました。
これは私の取引先の放射線を利用した分析器機メーカーの管理職の方から直接聞いた話です。
要するに、政府が計測して発表する放射線量の値と異なる事が方々で判明すると困るという点と、詳しい放射線の知識を知らない方が計測する値に驚いてパニックを引き起こすという観点からの勧告だった様です。当初は機関は区切られていませんでしたが、どうも4月になってから勧告は無かったかの様にあちこちのショップがガイガーカウンターの販売を開始し始めました。

一時期はどこに問い合わせての正規品は品切れ、在庫なし、販売停止勧告による出荷制限という事で、販売してもらえませんでした。

ただ、気にかかったのは、その前出の分析機器メーカーの方も販売してもらえなかったという点です。これが事実だとすると、「パニック誘発説」は打ち消されます。
放射線に関しての知識は最先端の彼らに対してもガイガーカウンターを販売しないというのはいささか問題です。

その方は取引先の所在の確認の為に東北へ出掛ける前日に我々の会社へご挨拶へいらしてくださったのです。
「御社が無事なのは十分分かっていたんですけどね。」
という彼の言葉から始まった内容は酷い内容でした。既に東北の支店の従業員からの報告が入っていて、現場は惨憺たる状態で、取引先の幾つかは既に跡形も無く消え失せてしまったとの事でした。
そこで、更なる顧客の状況確認の為に、全社を挙げて捜査に向かわなくてはならないとの事でした。そしてガイガーカウンターの登場です。
顧客確認の為に東北へ向かうメンバー分の放射線量測定器を購入しようとしたら、前述の様な状態で、仕方なく自社にて保管の2つしかないポータブルのアナログ式ガイガーカウンターを持っていく事になり、その都合上、お一人でとりあえず向かうという事でした。

「こんな時には慌てても仕方が無いんですよ。」
彼は阪神でも災害を経験しているので腹が据わっている。経験に勝るものは無いという典型だ。

「落ち着いて、何をすべきかを決め、そうしたら行動あるのみなんですよ。」

彼も既に東北の支店経由で米や水や比較的日持ちのする野菜類を送ったそうです。


「ではまた参ります。」
体格の割りにとても丁寧で柔らかな語り口調の彼は一路東京へ戻り、休む間もなく東北へ向かうとの事でした。




さて、ガイガーカウンターについてですが。
先程記述いたしまいたが、いくつものショップが取扱を開始致しました。
しかし、購入には気をつけていただきたいことが幾つかあります。

まず、その測定器が、どんな線種を計測できるかです。

今必要なのは、Ⅹ線の計測ではありません。
ヨウ素とセシウム、そしてウラニウムが放出する線種が計測できなくては意味がありません。

今売られているのは、α波とⅩ線の組み合わせだったり、γ線とⅩ線の組み合わせのものが殆どで、それらは比較的安価です。
しかしそれらでは対応できないものがあります。
それはβ線の計測です。

α、β、γ、Ⅹの全てが計測できるものはプロ志向のものが多く、高価になりがちです。

しかし、まずはβ波が計れないと、今、原発の事故炉から流出している大量の放射性物質の食品への付着度、洗浄後の放射線レベルの確認に事足りないのです。
そしてγ波。これは透過率が強い放射線ですので、野菜などを洗った際には少し乾かした状態で計測しないとなりません。特性上、水である程度遮られる事が分かって居るからです。

そしてα波。
今、問題になっているプルトニウムがα波を発します。
ただし、α波は紙でも防げるとテレビなどでは開設されています。ウソではありませんが、それにも限度というものがあります。線量の多さによっては紙では無力です。
しかも、放射線というものは一方方向から来るとは限りません。
紙とあなたとの内側へ放射線元が入ると全く意味が無くなる訳です。

この場合、紙で作られた保護服を着る必要があります。
よくテレビや、北朝鮮などの原子力設備で働く人達の姿として見かけるアレです。某国の場合、顔が露出しているのが気にはなりますが…。

で、話を元へ戻します。

世界的に知られているガイガーカウンターの製造会社の日本国内の販売代理店へ確認をしました。
売ってもらえるのかどうかと、価格です。

この場に乗じて値段を吊り上げているという会社が多いです。円高の日本はどこへ行ったんだ?と思うくらい。
いくつかは正当な価格を提示して下さいましたが、納期が夏本番くらいになるとの回答でした。

次に海外の販売代理店へメールにて問い合わせました。
幾つかのショップでは日本への輸出に対応していないとの回答がありました。
当然といえば当然です。
私も海外へのシッピングなどした事がありません。せいぜいエアメールです。
また、物によっては関税がかかります。
そのあたりの詳しい事情が分からないので、回答に数日欲しいという返事もありました。

あと、価格面ですが、国内での価格とは比べ物にならない価格になります。勿論為替レートで計算しての事です。
そこへどれだけの関税と発送料金が付加されるかです。
少なくとも、日本のガイガーカウンターの販売代理店の提示した価格よりも大幅に安く済むと思います。

あと、気をつけなくてはならないのは、中国製のガイガーカウンターです。
性能が悪いといっているのではなく、素晴らしく良くできたコピー品が出回っているという点です。見た目は世界の一流ブランドと遜色無い仕上がりですが、性能については一切の保証や、認定が付随していないので、商品を購入して開封した段階で純正品で無い事が分かります。

正規品ならば、それなりの価格になりますが、計測に関わる性能に、特定の機関の認定書が添付、または張付けされています。

また、アナログメータとデジタルメータとではデジタルの方が高価ですが、正確さはそのセンサー管によるので、どっちもどっちです。
それ程の正確さは必要ありません。
デジタルでも誤差がプラスマイナス25パーセントから50パーセントあるものが多いので、高いものを買えば買うほど真実の値に近付くという事になります。
正確さを追求するならば設置型のものになっていくでしょう。
個人が所有するには高価過ぎますし、重過ぎます(笑)。

ハンディにはペン型サイズから手の平サイズ、肩からかけるタイプとありますが、小さい物ほど扱いが面倒なものが多いみたいです。

ガイガーカウンターの購入は必ずしも必要とは言い切れません。
食品にしても、その他の物にしても、提供者がきちんとした管理を怠らなければ、消費者に安全なものが届きます。
それでも中には、ミートホープ事件や、船場吉兆事件の様な事も実際に日本では起きている訳で、注意は必要です。

あなたならどうしますか?
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